①オーナーの視点②顧客(消費者)の視点③クリエイティブの視点 どれも大事
①[顧客(消費者)の視点]自身がオーナーで、自分の商品に思入れが強すぎるあまり、「あれも!これも入れたい!ここも強調したい!」でつくると、顧客(消費者)※マーケティング視点が見えなくなる場合があります。俯瞰して第三者の立場からつくるのがディレクターの仕事となります。
②[クリエティブの視点](よく起きがちな双方の信頼関係とコミュニケーション不足による残念パターン)
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例えば、売上を変えるような今の商品を「リブランディングしたい!」とした時、クリエイター側が既存の商品と違う斬新なデザインを提案したとします。
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依頼側は「説明したのに…商品の意図と違う全然デザインが上がってきた。 クリエイターは自分の好きな作品をつくりたいだけじゃないの?」となります。
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クリエイター側は「既存のデザインのままでは結果は同じだ!依頼の意図を理解した上で、他商品との差別化のために斬新なもの提案したのに…」と、お互いに「売れる良い商品を作る」ゴールを目指しているのに…悲しいすれ違いは、よく起こりがちです。
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時には思い切ったデザインも必要になり、 見慣れないデザインは最初は違和感があります。やり取りを続けた結果………当たり障りなく妥協したデザインとなる。 第三者の顧客(消費者)から見ると差別化ができてない…という結果に終わることは、よくあることです。
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オーナー側とクリエイター側の本音を伝えあえる信頼関係とコミュニケーションが良い差別化したブランド商品の結果をつくり上げます。

③[オーナーの視点]例えば資金がなく起業したての場合、まだ事業や売上の目処がたっていないのに、クリエティブにお金をかけすぎるのも、経営の点では危険です。
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まずは売上を優先に、最低限どこにクリエティブ(ブランディング)のお金をかけるのか?(ロゴ?商品パッケージ?広告?)事業が長く続いて欲しいのが一番の願いです。
マーケティングと営業とブランディングの違い
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[マーケティング]は、市場や顧客(消費者)のニーズを理解して売れる仕組み作りすること
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[営業]は、すでに存在する商品やサービスを直接的に売り込むこと
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[ブランディング]は、長期的に企業・お店・商品・サービスのブランドを統一した世界観で徐々に認知してもらうこと
デザインに詰め込みすぎて伝わらない
パッケージデザインの場合、入るデザイン範囲は限られます。 特徴や写真を沢山入れたいと思い、「あれも」「これも」文字を 小さくギュウギュウに入れると、結局読みにくく消費者に伝わってない…というのは良くあります。
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商品を手に取るのは一瞬。店頭に並んだイメージやシーンを考えてつくります。 商品自体と別に「誘導するPOPや広告」などで商品の細かい説明を補うことも想定します。

同じコンセプトでもデザイナーによって仕上がりは異なる。ディレクターという役割
「1つの統一した世界観」一見簡単そうで実は難しい。起業したばかりで予算がない…そういう場面ではオーナー自身がディレクションすることが多いと思います。「お店の雰囲気」と「HPのイメージが違う」「置いてある商品グッズのイメージが違う」「スタッフの雰囲気が違う」…など。統一した見た目、コミュニケーションの世界観を作るのがディレクターの仕事です。
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最初はデザイナーやフォトグラファーなど誰に頼んで良いか分からず、コミュニケーションや感性に置いても「合う」「合わない」があると思いますので、相性の合うクリエイターを見つけるのは大切です。得意分野やクリエイターの世界観があったり、どこの業界からの下積みにより経験値が大きく異なったりします。同じコンセプトを頼んでもクリエイターによって仕上がりが違うのはそのためです。
